紅茶はリーフから煎れるのが1番よね
そんなことないよ!
ティーバッグ紅茶もおいしいよ♪
スーパー、ドラッグストア、コンビニ。
今やどこへ行っても目にするようになった‟リプトン イエローラベル”は、日本で最もポピュラーな紅茶の一つと言えるでしょう。
どこでも買える安価なティーバッグである事から、時には「おいしくない」「まずい」と評される事も…。
しかし、本当にそうでしょうか?
安くて、簡単に、美味しい紅茶がすぐ飲める!ティーバッグ紅茶って実はすごいんです!
今回は、市販のティーバッグ紅茶の中でも特におすすめのリプトンイエローラベルの魅力についてご紹介します。
【LIPTON】イエローラベルとは
リプトン イエローラベルは、
『紅茶王』と呼ばれたサー・トーマス・リプトンの
“たくさんの人に、気軽に上質な紅茶を飲んでもらいたい” という願いの元に生まれました。
日本にリプトンの紅茶が初めて輸入されたのは1906年。
その後100年以上経った現在でも、彼の願いは多くの人に受け入れられ、親しまれています。
【イエローラベル】が美味しい3つの秘密
イエローラベルは、誰が入れても、いつでも美味しくできるように工夫されています。
①最大の特徴『ピラミッド型のティーバッグ』
茶葉の旨味を引き出す為に、最も大切な工程の一つとされるのがジャンピングです。
ジャンピングとは、熱湯の中で茶葉が浮いたり沈んだりして動くこと。
この動きの中、水中の空気をたっぷりと含みながら茶葉が開く事で、香りと旨味が引き出されます。
イエローラベルの三角錐型のティーバッグは、このジャンピングが起こりやすい形状になっているので、従来の平たいティーバッグよりも香りが立ち、風味の良い紅茶を入れる事ができるのです。
また、ティーバッグの良さは、茶葉から抽出されるあくやえぐみを濾過してくれる所にも発揮されます。合理的ですね!
②産地『その他』に秘められた意味
イエローラベルの原材料名に記されている原産地は、ケニア、インドネシア、その他となっていますが、その他って何?どこの紅茶なの?と思われた方もいるのではないでしょうか。
この点について、製造元であるユニリーバ・ジャパン株式会社へ問い合わせたところ、納得のいく返答を頂きましたのでご紹介します。
お問い合わせいただいた茶葉の原産地ですが、インド、スリランカの茶葉も使用しています。
ただし、通年を通して味や香りを変わりなくお楽しみいただくため、それぞれの茶葉の配合は、専門のブレンダーによって調合を行っております。
そのため、茶葉の産地を限定して記載することなく「その他」と表示しております。
一般人が茶葉から紅茶を入れようとすると、どうしても毎回味が変わってしまうという事があります。
その点、すでにプロが調合し、茶葉の量を調整してからパックに入れてあるティーバッグを使えば、誰でも同じ味、いつでも同じ美味しさで紅茶を楽しめるという訳なのです!
③特許『ティーエッセンス配合技術』
リプトンが特許を持つ『ティーエッセンス配合技術』とは、摘み取った茶葉からあらかじめ抽出しておいたティーエッセンスを、発酵後の茶葉へと足し戻す技術です。
ドライフラワーに、精油を垂らすようなイメージでしょうか。
この技術を用いる事で、イエローラベルは、紅茶本来の香りと、より贅沢な味わいを実現しています。
ティーバッグ紅茶は美味しくない?
ティーバッグの紅茶が美味しくない、時にまずいとまで言われてしまうのはなぜでしょうか。
ここでは、ティーバッグ紅茶が美味しくないと感じる理由と、それに対する解決策を見ていきましょう。
問題点①香りが無い?
独特なアロマが、幸福感とリラックス効果をもたらす紅茶。折角入れた紅茶に香りが無かったら、そんな色のついた水にはがっかりしてしまいます。
ティーバッグ紅茶の香りが無いと感じる人は、紅茶を入れる際にちゃんと蒸らしているでしょうか。
ティーカップにお湯を注ぎ、ティーバッグを入れる。その後に、カップカバーやお皿、ラップ等で蓋をして、きちんと蒸らしてあげる事で、香りや旨味がじっくりと抽出され、水色も鮮やかになります。
問題点②味が薄い、または濃すぎる
人それぞれ味の好みが違うので、一言で「この作り方が正解です」とは言えないのが料理。それは、紅茶に関しても同じです。
例えば、抽出時間が2分と書かれている紅茶であっても、人に寄っては1分、別の人では3分後の紅茶が好みである場合もあります。
ストレート、ミルクティー、アレンジティー等、どんな飲み方をするかでも、抽出時間は異なります。
自分の好みの濃さを探す、それも紅茶の楽しみの一つ。
抽出時間、ティーバッグの個数、砂糖の量など、ぜひ自分好みの味を追求してみて下さい。
問題点③渋い!
紅茶が渋くなる理由として考えられるのは、ティーバッグを引き上げる際に、水中で強く揺すったり、絞ったりしていないかです。
水中で揺すってしまうと、折角ティーバッグの中に閉じ込めておいたあくや雑味が出てきてしまいます。絞るのも同じで、雑味・えぐみをあえて紅茶の中に絞り入れてしまう事に。
ティーバッグを引き上げる際には、そっと水面まで上げ、そこで優しく水気を切るようにすると良いと思います。
また、これらの原因は総じて「お湯の温度が低い」事でも起こります。
どんな水、温度が紅茶に適しているのか、次の項目で詳しく見ていきます。
『いつでも最高の一杯』リプトン ティーバッグ紅茶の美味しい入れ方
さあ、いよいよイエローラベルを使って、美味しい紅茶を作っていきましょう!
ちょっと丁寧に~ポット編~
日本の水道水は紅茶に適しています。蛇口からダイレクトにやかんへ注ぎ入れましょう!ミネラルウォーター、電気ケトル、二度沸かしのお湯等は、十分な空気を含まない為紅茶には向きません。酸素を含んだ汲み立ての水道水を沸かしましょう。
- リプトン イエローラベル 1袋
- ティーカップ(またはマグカップ等の器)
- 蓋(ラップ、皿等の蓋になるもの)
- 沸騰させたお湯
- Step.1 お湯を沸かす
紅茶の為のお湯と、カップを温める分のお湯が必要です。少し多めに用意しましょう。
水面がボコボコ吹き上がるくらい沸騰したらOK。美味しい紅茶を入れる為には、お湯の温度が重要です。
- Step.2 カップの温め
折角沸騰させても、冷たいティーカップに入れるとお湯の温度が下がってしまいます。紅茶を入れる前に、まずはカップを温めてあげましょう◎
- Step.3 ティーバッグを入れる
温め用のお湯を捨て、カップに沸騰したお湯を注いだら、そっとティーバッグを降ろし入れます(メーカーにも寄りますが、一つのティーバッグで美味しい紅茶が入れられるのは150㏄~160㏄程度)
- Step.4 蒸らす
カップカバーや皿などを使用して、しっかり蒸らします。
イエローラベルの抽出時間は1分。お好みで時間を増やしても◎筆者はじっくり3分程待つのが好きです。
- Step.5 完成
ティーバッグを優しく引き上げたら完成!
香りを楽しみながらストレートで、お好みでミルクや砂糖を入れても◎
どうでしょうか!香り良く、雑味や渋みの少ない、飲みやすい紅茶に出来上がっていませんか?
超簡単!~レンジ編~
わざわざやかんでお湯を沸かすなんて面倒!
時間がないけど紅茶を飲みたい!
そんな人におすすめなのは、電子レンジを使った方法です。
イエローラベルを使って、ロイヤルミルクティーを入れてみましょう。
- リプトンイエローラベル 2袋
- 水 マグカップ 1/3(約60ml)
- 牛乳 マグカップ 2/3(約120ml)
- 砂糖 お好みで
ここではリプトン公式サイトを元にご紹介します(筆者はいつも分量が適当だからごにょごにょ…)
Step.1 マグカップに、砂糖以外の分量をすべて入れ、ラップをします。
Step.2 600Wで2分加熱、1分蒸らします。
Step.3 お好みで砂糖(お好きな甘味料)を加え、出来上がり。
なんて早い…。
しかも美味しい!
長年茶葉から煎れていましたが、もうこれでいいじゃん!と叫んだ筆者です笑
この方法は万能で、ティーバッグを1つ、水150㏄にすれば、ストレートティーに。
ストレートティーを作ってから、氷を入れたグラスに注げばアイスティーにもなります。
スライスレモンをいれたり、フルーツと一緒に炭酸割にしたり、濃さを変えるだけで簡単に色々なアレンジが楽しめます。
もっと美味しく紅茶を入れる為のコツ
寒い日は、お湯の温度が簡単に下がってしまいます。
そんな時は、ティーカップの下にコースターやマット、乾いたタオル等を敷いて、温度変化を防ぎましょう。
日本より寒いイギリスや北欧では、ポットマットやティーコージーを使うのが日常的です。
可愛くておしゃれなティーアイテムを見つけるのも、紅茶時間の楽しみになりますね。
イエローラベルのここが好き!リピ決定の便利な特徴
ここでは、筆者がつい毎回イエローラベルをリピートしてしまう理由をお話させて下さい。
①チャックのついた保存袋
紅茶は、茶葉の鮮度を保っておく事がとても大切です。
湿気や温度差に敏感な茶葉は、密閉されていない容器や開閉の多い冷蔵庫が苦手。
リプトンのイエローラベルには、最初から袋にチャックが付いています!
ですので、取り出してから閉めるまでの時間も最小限で済みますし、保存時に過度な湿気が入り込む心配がありません。
缶より軽く、かさばらず、持ち運びが便利で保存場所を選ばない。使い終わった時のごみ捨ても楽!最高です!
②留め具に金属を使用していない
以前は、留め具を固定する部分にホッチキスのような金属を使用した商品が多かったんですよね。最近はだいぶ減りましたが、今もそのような商品はちらほら見かけます。
金属の留め具の不便な所は、何と言っても電子レンジ調理ができない点です。
火花が散ったり、発火したり…明らかに危険な音がしますから、絶対にやめた方が良いです!笑(経験者)
(そういうティーバッグは、レンジを使わずポットからお湯を注ぐ王道スタイルで入れるべし)
イエローラベルは、留め具に金属を使用していません。
だからレンジにそのまま入れても大・丈・夫◎
ちょっとした事だけれど、これも手軽に紅茶が楽しめる理由の一つですね!
まとめ
ね?リーフ紅茶も素晴らしいけれど、ティーバッグにはティーバッグの良さがあるんだよ♪
なるほど。
1杯だけ作りたい、すぐに飲みたい時にも、ティーバッグ紅茶はとても便利ね。片付けも簡単だわ。
はちみつを入れたり、ブランデーを加えたり、炭酸割りにしたり。
フレーバーやアレンジも驚くほど多くて、一年を通して楽しめる紅茶。
いつでも変わらない味が手軽に作れるリプトンイエローラベルは、紅茶ライフへの入り口をぱっと広げてくれます。
ほっとくつろげるティータイムを、ぜひイエローラベルと過ごしてみてはいかがでしょうか♪
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